万有引力を基盤としたこの宇宙では、例外はない。関心を向けると、対象があなたの波動に取り込まれる。関心や認識が長期間持続すると、対象が「引き寄せの法則」によってあなたの経験のなかに取り込まれる。「ノー」はあり得ない。もっとはっきり言うなら、あなたが何かを見て「ノー、そんな経験はしたくない、消えてくれ!」と思ったとしても、実際にはあなたはそれを自分の経験のなかに呼び込んでいる。万有引力を基盤としたこの宇宙では、「ノー」はないのだ。関心を向けるのは、「イエス、望まないことよ、わたしのほうへおいで!」と言っているのと同じことなのだ。
幸い、あなたがたが住む物質世界の時空の現実のなかでは、物事は直ちに経験として現れるわけではない。考え始めたことが実際に経験のなかに出現するまでに、「時間という素晴らしい緩衝帯」がある。「時間という緩衝帯」のおかげで、本当に経験のなかに現れてほしいと思うことに、関心を向け直すチャンスが与えられる。それに経験として現れるずっと前に(それどころか最初に考え始めたときに)、自分がどう感じるかでその実現が望ましいか望ましくないかを判断できる。関心を向け続ければ一望むと望まざるとにかかわらずそれは経験として現れる。あなたが理解していてもいなくても、また気づいてすらいなくても、「宇宙の法則」はあなたの経験に作用している。
サルが読書してお気に入りの一節をご紹介したよ。「引き寄せの法則エイブラハムとの対話」 (吉田利子訳)より。
気に入ったら、詳しく読むならこの本を買ってね。

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