お気に入りの一節、究極の損得勘定(小林正観)→人格者へのステップ

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人間の心には、9つのレベルが存在します。

初級

①一般的に多くの人が嬉しい、楽しいと思う現象について、「喜ぶ」ことができる
②一般的に多くの人が嬉しい、楽しいと思う現象について、「幸せ」を感じる
③一般的に多くの人が嬉しい、楽しいと思う現象について、「感謝」ができるここまでは「初級」です。

中級


④一般的に多くの人が当たり前と思うことについて「喜ぶ」ことができる
⑤一般的に多くの人が当たり前と思うことについて「幸せ」を感じる
⑥一般的に多くの人が当たり前と思うことについて「感謝」ができるここまでは「中級」です。

上級


⑦一般的に多くの人が不幸と思うことについて「喜ぶ」ことができる
⑧一般的に多くの人が不幸と思うことについて「幸せ」を感じる
⑨一般的に多くの人が不幸と思うことについて「感謝」ができるこれが「上級」です。

お試し


このように、初級、中級、上級の3段階の中に、さらにそれぞれ3つの段階が存在します。そして、レベルが上がるときに、お試しの現象(事件)が起こるようになっているようです。

倍返し

宇宙法則として、「投げかけたものが返ってくる」というものがありますが、自分に返ってくるものについて「宇宙は倍返し」という方程式があります。そして、投げかけたものが返ってこないあいだ、不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を一切言わない、ということで、2倍のものが返ってくるようです。非常に律儀な宇宙の倍返しなのです。

ですから、もし人生の中で、普通だったら不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言ってしまうような出来事が起こったら、「来た!」と思ってください。ついに私も試験を受けるところまで人格の修練を積んできたのだなと。

きちんと給料をもらえる、妻も見も姑も子供もみんな優しい、睡眠も足りているときにニコニコしていられるのは誰でもできることで、これは人格者とは呼びません。
給料が払われない、配供者がわからずや、子供が言うことをきかない、自分の体調も悪い、睡眠も足りていない、というような1000人中1000人がイライラしてしまうようなときに、ニコニコしていられるかどうかを問われているのです。

「この状態でもニコニコできますか?」と宇宙が現象を降らせてくるらしい。
何度かそのような試験を経て、大学卒業レベルの試験に「合格」すると、もう来ません。

こういう構造がわかって、本当に損得勘定で動くようになった自分が出来上がると、外から見るとちょっとした「人格者」に見える。

損得勘定と人格者というのは、かけ離れた概念ではありません。怒ったり、愚痴、泣き言を言っていると血圧が上がる、胃液が濃くなって胃潰瘍になる。どんどん体が壊れて死ぬ方向にいく。つまり、そういうことが損だとわかると、不平不満、愚痴、泣き言、悪日、文句を言わなくなるのです。人格者になることを目指したわけではないが、損得勘定を身につけた結果として、人格者になってしまう、という構造があるのです。

ニコニコ猿

サルも損得勘定多いから人格者を目指そう

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