「誰もが正しい」っては言うけど、悪人も正しいの?
よく聞くフレーズ
サルは昔から自己啓発本が大好きで二十歳くらいから読み漁って来た。
その中で耳タコになるフレーズは多々ある中の一つに
- あなたの常識は誰かの非常識
- あなたの正義はあなただけの正義に過ぎない
- 誰もが自分が正しいと思っている人
こんな感じの話がある。
不納得
確かに、戦争中には人を沢山殺した人が英雄になるとか、時代、立場によって正義は変わると頭では理解出来る。
でも実際の生活の中で、誰もが正しいとは到底思えない事は多かった。
最近ポピュラーな正義問題では、注射する、しない、とか、マスクをする、しない、とか。
どちら側の人も、反対側も正しいとは思えないはず。
あと資本主義の中で、お金の力を全てとして、弱者を叩き潰す強者も正しい事をしているつもりとは思えなかった。
突然スッキリ
それがね何十年も不納得だった、あのフレーズが、今朝、突然切り替わった。
非道、不道徳、非人道的としか思えない人々の考え方すらも、彼らには正しい選択なんだろうと素直に思う様になった。
楽になった
なんだか楽だな。
周りを正そうとするエネルギーが不要になったからか?サルはとても楽になった。
だって、サルの正義、道徳の範囲から逸脱する人は多かったので、なんで?どうして?バカなのか?と自分で勝手に思って苦しんでたのか。勿論、矛先が自分に来れば戦うけど、避ければ避けられる戦いも自ら正面衝突してたな。
これは誰かの本の影響では無く、今朝、外出中に今まで嫌っていた人種を見た時に、突然、かれも彼の正しさなんだろうと思えていた事にビックリだった。
本の知識を得ても許し難かったのに、体感覚としてそう思うのは全く違った。