会社を解散する気持ち

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登場人物について

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ウサウサ(妻)

ウサウサ(妻)アラシー?約60才。
自分を可愛いウサギかクアッカワラビーだと思っている。

前者(心屋仁之助さんが定義した前者後者の前者)で、社会人として有能な人。

でも勉強が嫌いだから四文字熟語をほとんど知らないし、脳味噌は子供に近いよ。

  • 不要な価値判断の観念が無いまま大人になった人。
  • 曇りの無い目(心)で、ありのままを見ている人。

そんな印象なのがウサウサ。

ニコニコ猿

サルから見たウサウサは料理が上手だよ。

サル(筆者)

サル(筆者)は60代男性です。

なぜサルなのか?それはサルに似ているとウサウサが言い始めたのがきっかけ。
最近まで自分が有能な人類だと思って生きて来たので相当嫌なヤツでした。

典型的な後者なのに、前者だと思って最近まで生きて来た為、大迷惑な存在だったかも知れない。

ウサウサが大好き過ぎてキモいと言われる事をする。

シマキチ(ネコ)

一年位前に我が家に来た元は保護ネコちゃん。

キジトラのメス猫。

性格は、まるで人間が入っているかと思うほど頭が良い一面もあるし、シバ犬のような馬鹿っぽい可愛さもある。

そんなシマキチは、今ではサルとウサウサの娘になった。

娘が元々二人いたけれど、二人とも嫁いだので今では三女のにゃもだけが同居する娘だ。

ニコニコ猿

会社を解散すると法人が無くなるだけでは無い。社長と言う肩書も失うよ〜ん

目次

会社を解散する経緯

こちらの記事に書いた通り、30年やって来た自分の会社を解散すると決めたサル。

好きな仕事だし、他に得意な事もないし、この年から人に雇われるのも嫌だし、だから経営は辞めたくなかったが、コロナ禍に負けた形での解散。

それだけでは無く時期が来たとも言えるが世間的にはコロナ不況に負けたと言われるのは仕方ない。

コロナのせいに責任転嫁するのは経営者としてアウトだろうけど、やるだけやった5年間だ。

初めての解散手続き

会社の解散手続きは人生初で分からない事だらけ。

解散登記は手前1ヶ月は準備に追われ、その先の2ヶ月から3ヶ月は税法上のよくわかならい決算を二度する為の期間。並行して社会保険関係の切り替えだ。会社は作る時よりも辞めるのが大変なんだ。

ニコニコ猿

気軽に会社を立ち上げた人は気を付けてね

苦しみの大半は世間体

仕事をする上で、よく言われるのは、株式会社は人権がある、個人事業主は人間扱いされないという話し。

実際、サルも法人化した時の理由は、人を多く使う為には法人化してとかあったけど、それだけでは無く、大手企業との契約に法人格が必要な取引先があったから。個人事業主とは契約してくれない企業もあったのだ。

信用問題としても、法人なら顧問税理士の監修のもと細かく正確な税務申告をするが、個人事業主で尚且つ白色申告だとその辺りは怪しくなるからズルしてる人もいるとか変なことも思われるんだろう。

あと、会社なら自分の給料は人件費として明確だが、個人事業主ならそもそも自分への給料は無い。今月は経費引いて10万円も残ったと自慢しても、自分の人件費は忘れてるから黒字に見えるだけかも?人件費が無い時点で人間扱いされてないかも知れない。

住宅展示場とかでアンケートに勤務先を書く事になるけど、個人事業主と書くのと、会社員、株式会社の経営者と書くのでは相手の反応も変わるのは想像に難く無い。

兎にも角にも、個人事業主にランクダウンすると社会的信用、ステータスが下がる気がして怖かったし、恥ずかしかった。

個人事業主の諸先輩見てたらごめんなさい。でも、中にはいるのではありませんか?そんな風に自分の事を自分で見ている人も。

今はワクワク

解散決意前、毎日が辛かったが、解散決めたら天地がひっくり返って幸せになった。

今では個人事業主は世間体が悪いなんて、そもそも洗脳だと思ってる。

会社を辞めて気づいた事

今回の面倒な解散手続きも法人格があるからで、個人事業主ならこんな手間はなかった。

この手間が多さは今回の解散処理に限らない年間行事だ。

会社経営は年間通じて行政から求められる書類が多かった。本業以外のことに、いかに労力を裂かれていたか良く分かる。書かせるお役所はそれが仕事だから良いがこっちは何も生産しない負担でしかなかった。

鎧を脱ぎ裸になる怖さ

  • 会社を畳むと言う事は、自分の城が無くなる事。
  • 会社社長の肩書を無くすのは、鎧を脱ぎ裸になる事。
閃いたサル

捨ててみたら身軽だし、失う恐怖からも開放されたよ

会社を解散してドン底へ落ちるのが恐怖だった。

落下覚悟で手放したら見たら落ちなかった

落ちないばかりか、重たい物(鎧)を脱いだら心が軽い。

想像以上に大きな断捨離になった。

妙なもので再び景気回復

覚悟を決めて怖いもの無しになると、不思議とコロナ不況など無かった様に仕事が来る様になった。

アルバイトしようかと思っていた矢先に意外と忙しくとても嬉しいよ。

仕事を出してくれる取引先にも痛風がギリ仕事できる身体にも感謝だ。

それでも解散決意に変わり無し

今より1ヶ月前に売上回復してたら会社経営を継続したのは間違い無い。

しかし、今、会社継続する気持ちには戻らない。会社の社長と言う私の鎧は不要だと知ったから、もう会社は辞める決意は揺るがない。

ウサウサに苦労かけた人生も終わり

青ざめる

売上が不安定なビジネス一本だから経理と家計を両方預かるウサウサはサルより不安だったはずだ。

青ざめる

会社の事務処理は個人事業主よりも10倍以上は大変だから疲れたはず

会社を辞めたら2人幸せになった

会社経営による無駄に多い事務処理から開放されて、2人は時間が戻って来た。

この先は少しは過去の仕事も個人事業主として継続するけど、新しくバイトもして、複数の収入源を待ってみよう。もう自分の会社は無いから執着も無く日々流れのままにさ。

サルの一言

サル(筆者)は、引き寄せの法則も健康食品も素人で1ユーザーに過ぎません。

ここに書いた事は自分では良いと思うけど、間違えてたり、誤報を信じてたりする可能性もあります。

商品購入リンクも基本的には自分が購入した物ですが、中には自分の購入したそのもののリンクではなく、記事執筆時点で検索したリンクもあったかも知れないし、リンクミスもあるかも知れない。

購入、使用は自己責任で確認願います。

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