会社を解散すると法人が無くなるだけでは無い。社長と言う肩書も失うよ〜ん
目次
会社を解散する経緯
こちらの記事に書いた通り、30年やって来た自分の会社を解散すると決めたサル。
好きな仕事だし、他に得意な事もないし、この年から人に雇われるのも嫌だし、だから経営は辞めたくなかったが、コロナ禍に負けた形での解散。
それだけでは無く時期が来たとも言えるが世間的にはコロナ不況に負けたと言われるのは仕方ない。
コロナのせいに責任転嫁するのは経営者としてアウトだろうけど、やるだけやった5年間だ。
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初めての解散手続き
会社の解散手続きは人生初で分からない事だらけ。
解散登記は手前1ヶ月は準備に追われ、その先の2ヶ月から3ヶ月は税法上のよくわかならい決算を二度する為の期間。並行して社会保険関係の切り替えだ。会社は作る時よりも辞めるのが大変なんだ。
苦しみの大半は世間体
仕事をする上で、よく言われるのは、株式会社は人権がある、個人事業主は人間扱いされないという話し。
実際、サルも法人化した時の理由は、人を多く使う為には法人化してとかあったけど、それだけでは無く、大手企業との契約に法人格が必要な取引先があったから。個人事業主とは契約してくれない企業もあったのだ。
信用問題としても、法人なら顧問税理士の監修のもと細かく正確な税務申告をするが、個人事業主で尚且つ白色申告だとその辺りは怪しくなるからズルしてる人もいるとか変なことも思われるんだろう。
あと、会社なら自分の給料は人件費として明確だが、個人事業主ならそもそも自分への給料は無い。今月は経費引いて10万円も残ったと自慢しても、自分の人件費は忘れてるから黒字に見えるだけかも?人件費が無い時点で人間扱いされてないかも知れない。
住宅展示場とかでアンケートに勤務先を書く事になるけど、個人事業主と書くのと、会社員、株式会社の経営者と書くのでは相手の反応も変わるのは想像に難く無い。
兎にも角にも、個人事業主にランクダウンすると社会的信用、ステータスが下がる気がして怖かったし、恥ずかしかった。
個人事業主の諸先輩見てたらごめんなさい。でも、中にはいるのではありませんか?そんな風に自分の事を自分で見ている人も。
今はワクワク
解散決意前、毎日が辛かったが、解散決めたら天地がひっくり返って幸せになった。
今では個人事業主は世間体が悪いなんて、そもそも洗脳だと思ってる。
会社を辞めて気づいた事
今回の面倒な解散手続きも法人格があるからで、個人事業主ならこんな手間はなかった。
この手間が多さは今回の解散処理に限らない年間行事だ。
会社経営は年間通じて行政から求められる書類が多かった。本業以外のことに、いかに労力を裂かれていたか良く分かる。書かせるお役所はそれが仕事だから良いがこっちは何も生産しない負担でしかなかった。
鎧を脱ぎ裸になる怖さ
会社を解散してドン底へ落ちるのが恐怖だった。
落下覚悟で手放したら見たら落ちなかった
落ちないばかりか、重たい物(鎧)を脱いだら心が軽い。
想像以上に大きな断捨離になった。
妙なもので再び景気回復
覚悟を決めて怖いもの無しになると、不思議とコロナ不況など無かった様に仕事が来る様になった。
アルバイトしようかと思っていた矢先に意外と忙しくとても嬉しいよ。
仕事を出してくれる取引先にも痛風がギリ仕事できる身体にも感謝だ。
それでも解散決意に変わり無し
今より1ヶ月前に売上回復してたら会社経営を継続したのは間違い無い。
しかし、今、会社継続する気持ちには戻らない。会社の社長と言う私の鎧は不要だと知ったから、もう会社は辞める決意は揺るがない。
ウサウサに苦労かけた人生も終わり
売上が不安定なビジネス一本だから経理と家計を両方預かるウサウサはサルより不安だったはずだ。
会社の事務処理は個人事業主よりも10倍以上は大変だから疲れたはず
会社を辞めたら2人幸せになった
会社経営による無駄に多い事務処理から開放されて、2人は時間が戻って来た。
この先は少しは過去の仕事も個人事業主として継続するけど、新しくバイトもして、複数の収入源を待ってみよう。もう自分の会社は無いから執着も無く日々流れのままにさ。
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