私は、この一年間ほど、著名な音楽ストリーミングサービスを併用して、どれを残すか迷って来ました。
本日(2018年11月20日)ようやく決断しました。
目次
Apple Musicの年間契約のみ残す
私の場合は、Apple Musicだけを有料版で残して、その他は無料に落としました。
と言っても、私は元々Amazon Prime メンバーなので、Amazon Music UnlimitedからPrime Musicまでのダウングレードです。
だからAmazonは無料に落としてもそこそこ使えるので、今自宅のメインスピーカーであるSONOSには、SONOSのアプリでApple MusicとPrime Musicをsonosアプリで統合併用します。
唯一、Spotifyだけは完全無料にダウングレードして残し、おそらく使わなくなります。
私がMac好きなAppleユーザーで無ければ、そして車がCarPlay対応で無かったら、Spotifyに決めていたと思います。
そのくらいSpotifyは色々なオーディオ機器と相性が良いし最後まで迷いました。
この一年間の実験経緯
Apple Music(月額課金)、Amazon Music Unlimited(プライム会員としての年間契約)、Spotify(月額課金)で、3つのサービスで有料フルスペックで使って来ました。
検討項目
邦楽の曲数、音質、自動生成のプレイリストの相性、自宅SPとの相性、CarPlay相性、プレイリスト更新頻度。
私が主に聞くのが邦楽なので、邦楽中心に自動生成されるプレイリストの精度(私に相性が良いか?と言う主観)、BOSEやJBLなどのスピーカーとの相性、更にN-Boxの純正ナビがCarPlay対応なので、CarPlayで運転中に聞く音楽ソースとしての相性、車での音質の良し悪しを検討して来ました。
比較に一年も要した理由
例えば、過去にもApple Musicに決めたと思ったら、Amazon Music Unlimitedで魅力的なプレイリストが増えたとか、好きなアーティストが参加したとメールが来たり。
なんどもなんども迷いの森に入り込んでました。
それもそのはず、各社は現在、シェア争いで日々頑張ってますからね。
検討1:楽曲数
これに関しては、皆さん評価を沢山投稿しているし、公式サイトでも見ればわかると思うので、今更でしょう。
しかも、私自身も一年間、迷ったほど、三社の楽曲数は似てます。少なくとも邦楽は大差ないと思います。
だから評価対象として今日現在はどうでも良いのが邦楽の楽曲数です。
例えば、妻はジャニーズファンですが、ジャニーズは妻が大ファンな山下智久はもちろん、V6も嵐も配信されないし。
現時点(2018年11月20日)では邦楽の楽曲数は比較する意味がないし、自分の聞きたい曲が無いならその曲は買えば良いだけ。
ただ、若干ですが、私の聞きたい邦楽はApple Musicに勝率が高いような気もします。西野カナとか。
検討2:音質
あくまでも有料会員の場合で、最高音質に設定している人(私は常にそうしてます)、その場合のスペックで比較するとSpotifyだけが320kbpsで他社は256kbpsでした。
ただ、SpotifyはMP3でApple MusicはAAC(MP3より新しく上位らしい)で違うので、ビットレートがSpotifyが優っていても、単純に音質もそうとは言い難いようでした。
それよりも重要だったのは、スピーカーに対して、Bluetoothで送信するのか?Wi-Fiで送信するのか?そこがポイントでした。
検討開始当初は我が家のスピーカーはBOSEばかりでした。
それを各部屋に置いてました。
そのスピーカーの中でもメインだったのは、BOSEのSoundTouch 30 speakerでした。
主としてこのSPで比較したのですが、比較以前の問題はBOSEはApple MusicはBluetoothのみの対応でした。
はっきり言ってBOSEはApple対応する気がないと思いました。
BOSEメーカーのSoundTouch 30宣伝では、BOSEの無料提供のMacアプリにおいて、iTunesの楽曲がMacにダウンロードされている場合は、Wi-Fiで再生可能と言うことだったのですが、ここ半年ほど使えたことがありませんでした。
もちろん、その広告を信じて買ったので、直後なら販売店に返品も出来たと思うのですが、この問題はBOSEのソフトウエアのバージョンアップで使えることを期待して待っていたので、その間に月日が経過して返品とか交換は出来ない状況になり悲しい思いをしました。すでにBOSEは手元にないので、今日現在はどうなったか知りません。
最近BOSEはApple対応に消極的
最近になって(2018年10月)やっとBOSEが認めたのは、Macの新しいOSにBOSEのソフトウエア対応が遅れていて、Mac版BOSEアプリは使えない状況になっていたとのこと。
天下のBOSEがAppleのMacを購入してテストするお金がないとは思えないので、Mac対応は手抜きだったんだと思いました。私の個人的な思い込みでしょうけど。
仕方ないのでBOSEはBluetoothでテスト
テスト環境をまとめます
BOSEのSoundTouch 30 speaker
Apple MusicとiTunes
MacからもiPhoneからもBluetoothでApple Musicやitunesの曲を送信。
BOSEがAppleのWi-Fi対応してくれないから。
Amazon Music Unlimited
同様の理由からBluetoothで利用
Spotify
これは専用アプリが秀逸でMac版もiPhone版もSpotifyコネクトと言う機能があって、Wi-Fiで繋がります。
BOSEでの音質はSpotify
結論は、圧倒的にSpotifyでした。
理由は明白で、BOSEはSpotifyしかWi-Fiで鳴らせなかったからです。
Apple MusicとAmazon Music UnlimitedはBluetoothで比較にならない音質です。
BOSEでの使い勝手もSpotify
音質以外の部分ですが、使い勝手も圧倒的にSpotifyでした。
Spotifyコネクトと言う接続機能が秀逸で、どの部屋に移動してもiPhoneやMacとBOSEの接続は簡単でした。複数のiPhoneやiPadで切り替えても簡単です。
Apple MusicとAmazon Music UnlimitedはBluetoothなので、複数デバイスを複数の部屋で使おうとすると切り替えが面倒で、事実上は各部屋のBOSEとiPhoneなどの関連付けを固定してました。この部屋ではこのiPhoneみたいな。
SONOS PLAY:5
ポチップ
ポチップ
SONOSは、Apple対応が素晴らしく、専用アプリではApple Musicも含めて主要サービスのストリーミング再生対応だし、AirPlay2にも対応してます。
現在ではBOSEは我が家から全面廃止して、SONOSに買い替え完了です。
SONOS利用での各社ストリーミングの音質比較条件は下記です。
Apple MusicとiTunes
MacからもiPhoneからもSONOS専用アプリでApple Musicやitunesの曲をストリーミング再生。
それとAirPlay2での再生も並行してテストしてますが、音質はどちらも同じレベルで良好でした。
厳密には、MacやiPhoneを中継するのではなく、MacもiPhoneもストリーミングのトリガーだけで、リモコン状態です。
SONOSのPLAY:5スピーカーのWi-Fi回路にダイレクトにApple Musicの音楽データーが流れ込んでいる状態なので、仮にiPhoneやMacの電源を落としても、PLAY:5の電源を落とさない限りは、そのまま音楽が再生されます。
このメリットは、iPhoneの電池が減りにくいのと、気のせいかもしれないけど、手元のiPhoneからのWi-Fi電波が減れば健康的な?(笑)
デメリットは、SONOSのストリーミングアプリを使っている時は、おっと思う曲が流れても、Apple Musicのプレイリストにそのまま登録って出来ません。
そのうちSONOSアプリが進化したら可能となるのでしょうけど、今日2018年11月20日現在だと、SONOSアプリ上の今流れている曲を登録する昨日はSONOSのアプリ内でプレイリストに入れるだけです。
ただ、SONOSのプレイリストは、iPhoneで登録してもMacのアプリでも同期されるので、おそらくはSONOSのクラウド上にプレイリストが作成されているのだと思います。
でもね、これだと車でCarPlayで使うときに、SONOSアプリは無効なのでSONOSのプレイリストは自宅のWi-Fiが有効なエリアでしか使えません。つまり自宅でSONOSスピーカーを使うときだけ。
では、PLAY:5を使う時はどうするとApple Musicのプレイリストが使いやすいか?
私はSONOSアプリの改善を待ちながら、AirPlay2を使ってます。
AirPlayの場合は、Apple MusicからSONOS:PLAY5へのダイレクトのストリーミング再生ではなく、Apple MusicからiPhoneへストリーミングされて、iPhoneからPLAY:5へAirPlayによるWi-Fi通信での再生です。
基本的に音質はWi-Fiで素晴らしく、それでいてApple Musicのプレイリスト操作はフルに可能です。
Amazon Music Unlimited
SONOSのPLAY:5のAmazon対応は完璧で、Amazon musicアプリ上に、既にSONOSにWi-Fiでストリーミングさせる事が可能でした。それはまるでSpotifyのSpotifyコネクトのような感じです。
もちろん、Amazonの音楽もAirPlay2を利用する事も可能です。
音質はAirPlay2でもAmazon musicアプリでもWi-Fiですので、同等で素晴らしい結果でした。
唯一、欠点を言えば、音量調整がスムーズではない印象でした。まだAmazonのアプリに改善の余地を感じました。AirPlayの音量調整を利用しても実際の音量の上下とiPhoneでの音量調整にタイムラグが数秒ようする事が多くて、イライラしました。
Spotify
これは専用アプリが秀逸でMac版もiPhone版もSpotifyコネクトと言う機能があって、Wi-Fiで繋がります。
音量調整もAmazonのようなタイムラグはなく良い感じです。
音質はもちろんWi-Fiですので十分でした。
SONOSの音質は各社同点
当然ながらSONOSは各社Wi-Fi接続で鳴らせるので音質は対等でした。
SONOSの使い勝手はApple Music
私がMacやiPhoneなどApple信者だからですが、SONOSを複数の部屋で同時に鳴らすなどの操作がSONOSアプリを使わないでもAirPlay2で出来る点を考えると、AirPlay2経由の時の音量調整のスムーズな事も考えるとApple Musicが一番使いやすいと感じます。
もちろんAirPlay2はApple Music意外も使えるんですが、どうも音量調整が感覚的に素直に反応するのは一番がApple Musicだと感じました。私の主観ですが。
意外なアドバンテージ1
SONOSでApple Musicを選ぶ意外なアドバンテージがありました。
ストリーミング再生する音楽サービス全般に言えるのですが、邦楽で特にジャニーズのようなアーティストの曲は聞く事が出来ません。
ジャニーズに限らず、ストリーミングでは提供されてない曲があるは周知の事実ですが、そのような楽曲は自分でiTunesで購入したり、CDからiTunesに読み込ませたりする訳ですが、Apple Musicに契約していると、CDから読み込んだジャニーズの曲はApple Musicの曲と同様で、SONOSにストリーミング再生されます。
自分のCDを読み込ませたのに、それがApple Musicの曲のようにストリーミング再生されるんですから便利です。
これはSpotifyでは出来ないと思います。
意外なアドバンテージ2
更に、私は長年、iTunesで購入した曲が沢山ありますが、Spotifyをメインに使っていた時期は、それとこれは別と言うか、月額料金を払っているから元を取ろう根性でSpotifyばかり聞いてました。
本当は過去購入したiTunesの曲だって聞きたいのですけど、プレイリストが別と言うかアプリが別ですからね。
しかし、Apple Musicをメインにするようになると、過去にiTunesで購入した曲も現在のApple Musicの曲も同じように区別なく再生可能です。
これは長所ですね。アドバンテージ1で書いたことと合わせて、自分が好きな曲がジャニーズであろうと、なかろうと区別なく全部混ぜて聞けます。
また書きますね
指が疲れたので、今日はこの辺で終わりますが、また比較内容を思い出したら追記します。
とりあえず、Apple Musicを使うなら私は現在の日本ではSONOS PLay:5だと思ってます。
ポチップ
ポチップ
コメント