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我が家はコロナによって仕事が激減してお金の不安の中にいます。
お金の不安は、普通に考えて喧嘩の原因になるし、買物や趣味も制限されるので、最悪な環境になるはず。
少なくとも昔の我が家ならそうだったはず(十年以上前の私と妻の姿)
さらに自粛が政府から言われている訳で国民の義務として基本的に外に行かないから、当然ながら今までよりも、更に濃密に妻と家で過ごす時間が増えてます。
こんな絶望的な家庭環境になりそうなwithコロナの2ヶ月目?ですが、我が家の夫婦関係はどうなっとるのか?
予定が入ってない日がほとんどです。
坐禅瞑想が趣味の私は毎朝5時くらいには目覚めてますが、そのまま床の中で2人で瞑想したり、2人で話をしたり、そして二度寝、三度寝して、7時半頃までのんびり2人でベッドの中。
50台後半の2人ですが、この朝の時間に時々は夫婦の営みに発展もします。
そして日中も特に予定が無い日が大半なので、2人で同じ部屋で過ごし、夕方になれば、一緒に風呂に入って、8時頃にはベッドに入ります。
今日も無事に終わろうとしている。そしてベッドに2人で仲良く入れた嬉しさ。
今日の無事に感謝しつつ、仲良く寝る事を喜んで、2人で話したり、各々がスマホで調べたり、そして、いつの間にか眠ります。眠気が来ない場合もありますが、その時には夜更かしを気にせず、一緒の時間(眠りに落ちず意識的に過ごせる2人の時間として)が増えると喜びます。
夜中にトイレに起きたら、こんな時間に目覚めてしまったよ。とショックではありません。
目が覚めたお陰で、もう一回、夫婦で仲良く寄り添って寝直せる嬉しい事。もう一夜が増えたようで得した気分で2人で寝直します。
これがwithコロナ時代の私達夫婦の1日の流れになってます。
しかし、ネットでは、コロナ離婚と言う言葉が目につきます。
確かに現役の世代なら夫婦で一日中24時間一緒のパターンに慣れてない人は多いとは思います。
でも、24時間の夫婦生活を現役世代から経験できる素晴らしいギフトです。
それをコロナ離婚とか言うのは、私から見たら勿体無いです。
もし、これがコロナの無い普通の時代だったら、定年退職するまでは、つまり夫婦が老人になって初めて夫婦の24時間がスタートします。
その時には身体は老化している。
今なら若くてもコロナによって強制的に働かなくても罪悪感なく自宅にいられる。
夫婦がまだ喧嘩する元気のある年代に、共に過ごして、お互いの嫌がる事を知り、理解して本当のパートナーになる時間が早期にやって来たんだと思います。
我が家もサラリーマンから自営業になった時は、突然、妻と2人で仕事もプライベートも常に24時間一緒になったので、朝から喧嘩したら昼くらいまで喧嘩してた日もありました。
サラリーマンであれば、会社に行ってる時間帯は冷却時間になるので良いですが、自営業で2人とも家にずーといると喧嘩したら冷却時間が無いのでとことん戦いました。
それは血みどろのエンドレスの喧嘩でした。
でも、その期間が有ったからこそ、2人の本音が伝わって、隠し事もなくなり、心の底からの信頼関係が出来ました。
だから、もし、今、コロナの影響で、仕事が無くなり夫婦で喧嘩しながら過ごしてる方、または、テレワークでギスギスしてる方は、コロナ離婚と言う言葉に惑わされず、若いうちに夫婦の擦り合わせの時間が得られた事にも目を向けられたらと。
数年先に素晴らしいパートナーシップになっているかも知れないです。
逆に、どうしても合わない2人なら、それはそれで老後まで我慢する事なく、早めに新しい人生になって良いのかも知れませんし。
ただ、私達のように血みどろの喧嘩三昧の2人でも、その後に生涯離れたく無い、来世も共に過ごしたい大切なパートナーになってますので。
それまで離婚せずに喧嘩して仲直りして本当に良かったと思ってます。
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