自分責めするワケ

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登場人物について

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ウサウサ(妻)

ウサウサ(妻)アラシー?約60才。
自分を可愛いウサギかクアッカワラビーだと思っている。

前者(心屋仁之助さんが定義した前者後者の前者)で、社会人として有能な人。

でも勉強が嫌いだから四文字熟語をほとんど知らないし、脳味噌は子供に近いよ。

  • 不要な価値判断の観念が無いまま大人になった人。
  • 曇りの無い目(心)で、ありのままを見ている人。

そんな印象なのがウサウサ。

ニコニコ猿

サルから見たウサウサは料理が上手だよ。

サル(筆者)

サル(筆者)は60代男性です。

なぜサルなのか?それはサルに似ているとウサウサが言い始めたのがきっかけ。
最近まで自分が有能な人類だと思って生きて来たので相当嫌なヤツでした。

典型的な後者なのに、前者だと思って最近まで生きて来た為、大迷惑な存在だったかも知れない。

ウサウサが大好き過ぎてキモいと言われる事をする。

シマキチ(ネコ)

一年位前に我が家に来た元は保護ネコちゃん。

キジトラのメス猫。

性格は、まるで人間が入っているかと思うほど頭が良い一面もあるし、シバ犬のような馬鹿っぽい可愛さもある。

そんなシマキチは、今ではサルとウサウサの娘になった。

娘が元々二人いたけれど、二人とも嫁いだので今では三女のにゃもだけが同居する娘だ。

目次

子供の頃、頭に入った私のルール

小学校の教師から言われた気がする。

これは、どんな話だったかというと、

小学教師

どんなに相手が悪い場合でも
真剣に探せば、お前にも必ず落ち度があるはず。
そこを自分から先に謝るのが正しい人だ。

小学校の時に友達同士の喧嘩や揉めてしまうことがある。
その場合、相手が悪いと責める前に、自分に微塵も悪い所がなかったのか?そこを探して、自分から謝るのが人として正しい。と言う教えだった。

例えば、こんな場面

私が新しい筆箱を持ってきた日

新しいペンケースで喧嘩

クラスメイトが意地悪して私の筆箱を隠して、それが原因で喧嘩になったとする。

私は明らかに被害者だけど、新しい筆箱を自慢するように受け取れる言動がその前にあったなら、それが元々悪かったと謝るべきだとの教えだった。

自分に全く落ち度はないのか?と言う視点で探せば何でも落ち度になる。

自分にも落ち度が多少なりとも無いのか?と常に自分を見張って、探す努力の対象は、子供時代の喧嘩だけに限らない。

会社でトラブルがあった時

会社の職場で自分が参加しているプロジェクトで何かトラブルと仮定する。
ミスしたのがXX君と言う同期社員だったとする。

「私も同じプロジェクトにいながら、XX君のミスに事前に気づけなかった事が悪かった」

と率先して自分の非を探し認め謝罪する態度を取る。

交通事故でも

生まれて初めて交通事故に遭った時も、そうだった。

交通事故で自分が悪い?

自分が過失0で相手が100%悪い(交通ルールとして)事故だったら、この精神で謝ってくれると疑わなかった。


だから、自分だって0%の過失と言えども、もう少し早く察知して停車出来ていたら、彼女が信号無視しても衝突は回避されていたかも知れないとか思う世間知らずだった。

事故翌日、「お前が赤信号を無視してぶつけて来た!」と大嘘から加害者にされて苦労した。

当時はドラレコも無く大変だった。

世の中、先に謝る人は居なかった

これまでの人生で、「非が少しでもあったら先に謝る」精神で良かった経験なんてない。

つまり、現実社会では、「私が悪い」と率先して謝罪する人などおらず「相手が悪い」と他人を責める人の方が多かった。

私が叩き込まれた教育「相手を責める前に、少しでも自分の非を探して先に謝る」と言うルールは、現実社会のどこにも役立ってなかった。

なんなら、

青ざめる私

アイツはバカだと言われる為にだけ役立ってた

サルくんは正直で誠実で信用できる。

と言われる事は無く

馬鹿正直で世間知らずだから一緒にいたら危うい。

と見られるのだ。

それでもクセが抜けない

教師の教えは逆効果だと知った今も、私は昔からの癖が抜けずにいる。

何かあれば、瞬時に自分の落ち度を探して、クヨクヨ自責めする。
鋭い相手はそこに察知して責めてくる。

自分責めは、単に思考の癖

悪い癖なのだと気付いて辞めたい。

自分責めのクセは終わりにしたい。
むしろ、これからは自分だけは自分の味方でありたい。

サルの一言

サル(筆者)は、引き寄せの法則も健康食品も素人で1ユーザーに過ぎません。

ここに書いた事は自分では良いと思うけど、間違えてたり、誤報を信じてたりする可能性もあります。

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