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ある姉妹の人生の実話
私が良く知る2人の実話から人生の大事な視点を学ばせて頂いたと思っている。
そこに気が付いたら、芋づる式に他の人たちの嫉妬も気にならない気がする。
私が誰かを羨むのも、自分が羨まれるのもこう言う事なのかと。
子供時代の2人
妹は、実家を継ぐレールに乗っていた姉を羨ましいと思いながら育った。
妹は、習い事にお金をかけてもらえる姉が羨ましいと育った。
姉は、実家を継ぐ義務のない自由な妹を羨ましいと思いながら育った。
姉は、習い事に行かずに遊べる妹が羨ましいと育った。
結婚した後の2人
妹は、姉は実家をもらうので、ローンで家を買わないなんて羨ましい。
姉から見たら、妹が相手の親とも同居しない、夫婦水入らずで羨ましい。
お互いに嫉妬する、嫉妬される人生だった
子供時代から大人になってもずっと一生の大半を双方嫉妬して生きてきた。
子育ても終わった年齢になってから、2人がお互いの心中を打ち明けて、相手もそうだったんだと2人で驚いたそうだ。
そこでお互いの苦労を知り、嫉妬する事も無くなったそうな。
相手の有るだけ見る一方で、自分の無いだけを見る
姉妹に共通していたのは、お互いに相手の都合良い面だけを見ていたのに、なぜか不思議と自分の事となると悪い部分だけを見ていた。
コインには同じ面積で裏表がある
私が客観的に見て、この現象は、姉と妹で全く対等で、どちらが有利って事もなく、長所と短所は表裏一体で切り離せないので、良い面と悪い面が同じ面積だけあったんだと思う。
表も裏も同じ面積なんだから、自分の与えられた人生の舞台セットの中で、良い面にフォーカスしたら幸せと言う事なんだろう。しかも良い面を見てたら悪い面は裏側で見えないからなお一層良い。
今の環境の中で良い面にフォーカスできる人は、相手の立場に入れ替わっても良い面にフォーカス出来そうだ。
逆に、今、不幸せにフォーカスしてしまう人は、立場が入れ替わっても、不幸せを見つけて嘆くことになりそうだ。
ただ、この話は、この姉妹に限ったことではなく、私を含めて人類の多くの人達が無いことにフォーカスしているなあと思わされる。
現実が変わるのを待たず、今幸せを見るか
こうして2人の人生を知れば、自分の今の環境も、誰かに嫉妬される側面が必ずあると確信した。
努力せずとも自分に無い不足は見えるのに、自分にある物は見えないと確信した。
現実が今のままでも、まず、自分のある物を見て生きるようにしよう。
その人生で歩いて行けば、現実が変わらずとも幸せばかりだし、そうなってこそ不思議と現実も変わるらしいし。
こちらの「さとうみつろう」さんのブログが参考になる
さとうみつろうオフィシャルブログ…
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