夢を語る二匹
元は単なるど田舎の土地が、突然、凄く発展したエリアをドライブしてた時、こんな所に土地を沢山持ってたら？架空の話で2人は盛り上がっていた。
こんな事あったら良いよね
そうだよね。
我が家が、この辺りに土地を持つ家系なら良かったね。
一瞬にして少しショボン
2人は現実を思い出したらしょんぼりした。
2人の実家はもちろん資産家では無い。
そして、2人の今も、人に売る分の土地は所有してない。
まして今、夫婦で会話した様な、今まさに値上がりしてるエリアに土地は無い。
ハッとした瞬間のサル
ションボリしたウサウサの様子を見た時、もちろんサル自身もションボリしてた事に気が付いた。
これは勿体無いと思った。
どうせ夢を語るなら本気で夢を感じても良いはずだ！
現実は確かに資産家では無い
楽しくて夢を語っていた最中だけは、ワクワクしてたし、楽しく過ごしていた。
でも、そもそも、最初のワクワクすらも、心底楽しく語ってたのか？
と、言えば、
何と勿体無いんだ
土地があるから幸せでは無い。
土地があっても不幸な人は居るはずだ。
土地があって、その事に幸せを感じてる人だけが幸せなんだ。
幸せを感じられる人が。
感じられる人が。
感じる。
感じてる。
頭の中に幸せはある。
自分の中に幸せはある。
究極的には何も無くても、自分の中に幸せを感じるか否か
そうか、最後の目的地は、外側の資産、現実では無く、自分の中に幸せを感じる事なんだ。
例えば、今、資産家でないけど、嘘でも夢を2人で語っているなら、本気で夢を味わっても損は無い。
何も失うわけじゃない。
夫婦の会話だから誰にも聞かれない、笑い物にもされない。
本気で感じよう！
この気持ち、この閃きを、ウサウサにその場で話したサル。
昔は、猿の閃きは語ってもウサウサには伝わらないものだった。
でも、今日は1発でウサウサも賛同してくれた！
おお、今日は朝からついてるぞ！
2人はこの方針で人生を楽しむぞ！
どんな世界がやって来ても、荒波も含めて、ディズニーアトラクションの様に、安心の中にハラハラドキドキしながら乗り越えて行こう。
2匹が一緒なら、どんな時も幸せだよ。
