
サルは降参だよ
目次
百言葉 小林正観さんより備忘録
上流に向かって漕ぐ人は、逆らっている。下流に向かって漕ぐ人は、焦っている。逆らわず、焦らずのときは、ものごとがよく運ぶ。自然に流れていく。
川にボートを浮かべているとき、上流に向かって漕いでいる人は、外から見ると少しも動いていません。大汗をかいて「こんなに私は努力して頑張っているのに、なぜ人生は変わらないの」と言うのですが、それは、上流に向かって漕いでいるからです。
その反対に、下流に向かって漕いでいると、流れる速さに漕ぐ速さが加わって、倍の速さで下っていきます。左右の岸にすごくおもしろい人たちがいるにもかかわらず、流れが速すぎて、その人たちに手を振ったり笑顔を交わしたりする余裕もありません。結果として、ものすごい速さで流れ下っていき、死に急いでいることになるのかもしれません。
では、味わい深い人生を送るためにはどうすればいいか。漕がないで、ただ川の流れに舟を浮かべていること。左右の景色を楽しみ、その時々の風を感じながらゆったりと流れていく。それが、とても豊かな人生のように思います。流れに任せ、あちらに動かされ、こちらで楽しい人々と出会い、その人たちから頼まれたことをやって、喜ばれながら生きていく。
宇宙が「こうしましょう」と示唆する流れを素直に受け入れれば受け入れるほど、さらに示唆が与えられ、自然と自分の「人生のテーマ」がわかるようになるようです。もう流れを変えようとせずに、身をゆだねて生きることにしませんか。



サルは、今まで60年以上生きてきて、試す価値はあると思う。


サルが読書してお気に入りの一節。
サル自身の為の備忘録として。
もしかして誰かの心にタイムリーだったら?
是非、この本を買って読んでみて!お勧めだよ!
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