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父と意見の相違が苦しみにつながる
昭和10年生まれの高齢な父がコロちゃん禍を恐れるのは致し方ない。と基本的に彼の意見を尊重して来た2年間。
私は毎日4時間は過ごす大好きなスポーツクラブ生活だったが、2年前に父の辞めてくれとの願いを叶えて退会してから行ってない。
私が関節を痛めて、仕事に支障もあるので通っている週一回の整体にまで行くな!
と今朝から言い出した。
整体に行かねば、私は仕事が出来なくなると言っても無駄だった。
しかし、その父自身は、スーパーの安売りチラシに釣られて混雑する売り場に率先して行くし、自分の為の通院(しかも単なるルーティーン的な高齢者の通院でありコロちゃん禍に行く必要がない)には絶対に行く。
床屋さんにも平気で行くし、つまり自分の用があれば、平気でどこでも行ってくる。
更に父の驚きは、遠方から知り合いが来ると分かれば、わざわざ繁華街の鰻屋に予約して、当時の仲間を呼び出して会食もセッティングするし、温泉旅行にも行くのにだ。
私からすれば不要不急の最たるものであり開いた口が塞がらないぞ
私は整体に行ったら、その日の服装は全部家に入る時に脱ぎ捨てて即洗濯しているし、シャワーも浴びてから屋内を歩く。
マスクだって整体で使ったマスクは、整体院を出た瞬間に捨て、即新しいのを装着する。
父は、1ヶ月くらい同じ紙マスクをアルコールスプレーだけでシュッとして乾して、それを貧乏臭くもずっと使い回しているし、病院のスリッパに足を入れたその靴下で家中を歩いている。
病院に行った待合室の椅子に座った服も着替える事はない。
高齢者だから肝心なことに頭が回らないのかな?
と思えば、人の粗探しには抜群のCPU処理能力であり、上記の指摘を言っても無駄で、ああ言えばこう言うの状態で、口が達者で埒が明かない。
そもそもテレビが原因だ
大体、父が、コロ◯話題で、喧嘩を売ってくるタイミングは、朝のワイドショーでそれが話題になっている場面などで多い。
我が家からテレビが消えてしまえば、家庭内での下らない押し問答も少なくて済むのだが。父のような年金世代と違って、こっちは働かないと生きてゆけないので、引きこもっているわけには行かないのだ。
それでも父以上に私の方が対策は綿密に気をつけているので、その私にとやかく言われると最高に頭にくるぞ!
テレビをこっそり故障させても、テレビを24時間付けっぱなしの父は、すぐ買い直すだけだろうし。マジで寝室に入って寝てもテレビの電源を落としてない様子(笑)。
まあ、テレビが悪いと言うよりも、父が自分の考えを家族にも強制する姿勢が悪いのだが。
彼は元々、この話題に限らず、自分の意見が100%全員に正しいと信じているのだから。
唯一例外は、医師、大学教授、テレビに出る著名人などは自分より上だとみている。
朝っぱらから、気分悪くなっていた。
父が悪いと思っているし、テレビのせいだと思っているけれど、
思考選択の自由は我にあり!だったのを思い出した。
気分最悪だから危ないところだった
父がうるさいのは、私の命を気遣ってくれているのだ。
と思うことにする。
彼の本心は、私が感染したら間接的に自分の命が危ないとイラついているだけで、私の心配などしてないのかも知れないが、それでも私の気分を良くする思考の選択をしても損はない。
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