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一過性全健忘になって戻るまでの体験談、その5話目
身体もダメージ
発症から24時間くらいから気づく
全身の数カ所が痛みを感じる様になった。
その箇所は、今までも怪我か病気で何かあった箇所だった様な気がしていた。
ここ一年間の記憶が無い状態から半分だけ回復したのが、一過性全健忘発症から24時間の状態なので、体の各所が痛いのが、発症中にどこかに打つけたのか?
元々の持病か何かだったのか?
自分では判断が付きかねていた。
妻に質問して持病だと確認する
妻によれば、私は前から、その全ての箇所が持病的に齢箇所だったらしい。
しかし、ここ最近は、痛むこともなく鎮静化していた私のウイークポイントだったとのことでした。
主として、持病が痛むのは、体調不良、精神的にダメージをうける様な悩みのある時、だそうでした。
妻の感触としては、一瞬、脳が死んだから?
妻の父(既に他界)が、生前に病院で一瞬だけ他界した事があった。
病院内での出来事だったので、敏速に蘇生処置されたのでおそらく死んでしまったのは、一分間も無いと思われる。
私たち夫婦もその場に立ち会っていたので覚えている。
わずか一分間だけ心停止したのだが、数日経過した義父の全身は見た目がボロボロになっていた。
まるで死者の皮膚、ゾンビみたいだった。
一瞬の死が、その一瞬で一度は義父の体は死んだのだと思った。
妻も私もその事実を見たので、今回の私の全身のダメージも一瞬だけ脳が死んだからでは無いか?
そう思うと自然でした。
義父は一分間の死亡ですら、あのゾンビみたいな数日後の姿でした。
私は脳が回復するのに最低限でも24時間要した。
脳の一部分のリセットだけど、24時間は脳が変だったのだから、全身のウイークポイントにダメージが出ても不思議はないかもしれない。
脳の障害は体にもダメージ?
一過性全健忘発症の瞬間は脳がリセットされたのだとすると、一瞬だけ脳が機能停止に近かったのかもしれない。
身体にもダメージがあり、弱かった箇所は全て痛みが出て来た。
記憶がない時間帯は完治までは四日から五日間、記憶が戻る事が最優先だったので、痛みがあっても、そっちのけでもあった。
MRI検査の結果を聞くまでの日数がちょうど5日くらいだった。
身体には痛みがあっても、最初の二日間はすぐ忘れる繰り返しだった。
何度か妻にも体の痛みは元々なのか?と質問したらしい。
だから明確にいつから痛んだのか?分からないが、私のきちんと認識した痛みは24時間くらいからだった。
おそらく、24時間以降が記憶がほぼ使える様になったので、痛みのある体だと忘れなくなったんでしょう。
4、5日して回復に向かう
記憶障害が完治したと思われる日数が4、5日でしたが、その頃から身体のダメージも急速に回復してゆきました。
ただ、脳も体もリセットですっきり爽やかだと思ったけど、やっぱり病み上がりだったらしく、仕事をバリバリこなしたら疲れが凄くて昼寝が増えました。
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