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サラリーマン時代、最悪な夫だった
私は、二十代から三十代までのサラリーマン時代には、自分の事を、頭が良くて、優れた人間だ。
と思いこんでいた馬鹿野郎だった。
転職の都度、会社をアップグレードしてステータスと引き換えに最悪の夫となった私
でも、その影では妻は離婚したいと思っている事を私は知らなかった。
家族の為に、将来の四人家族の幸せの為にと、一生懸命に働いていたはずだった
それが、いつの間にか家族よりも自分よりも会社や仕事を優先して、特に余裕がない私は妻に対して暴君だったと思う。
恥ずかしい、自信満々な当時の私
- 私は一流企業の戦士として戦っている
- 同窓生の中で高収入な方だし、東京で成功しつつある
- 私は常識人である
- 私は人格者である
今思えば、全て恥ずかしいし、特に最後の人格者なんて、自分で言うのも絶対おかしいし。
百歩譲っても、常識人なんて、自分じゃない。誰か(支配者)に都合の良いプラグラミング通りのロボットかもしれない。
こんな恥ずかしい事を本気で自慢だと信じていた。
妻は常識を生きておらず、自分を自然体を生きる人だったので、私はそんな妻の態度(今思えば素敵なのに)に苛立って、毎日喧嘩が絶えない夫婦だった。
そんなバカ夫の時代が長い。
おそらくは、結婚した23才(妻は21才)〜45才くらいまで二十年以上もそうだったのかも?
そのバカ夫時代の遺症が今なお夫婦関係に悪影響を残す
例えば今朝の実例
娘のYouTube配信を画面録画しておきたいんだけど、留守中に音が鳴ると両親が見にくるから、iMacのイヤホンジャックにイヤホンを指しておきたいな、どこにあった?
この前、整理整頓したばかりで、逆にどこに入れたかわかんない。
しばらく探している妻の様子を見ていた私は、
妻にこれ以上の探す苦労させるほどでも無いと。本心からそう思ったので、やさしい気持ちで妻に言った。
別にもう探さなくても良いよ。高いものじゃ無いから買い直すから。
愛からの発言だったが、妻の反応は予想外な方向へ
私は別に捨てたんじゃない!
いちいち買うなんて言うな!
ママを気遣って言っただけなのに、
まるで攻撃されたみたいな受け取り方するなんて?
なんで?
私の黒歴史が長すぎるから
こういう感じで、心から善意で発言しても、悪意に変換されてしまうことが、仲良し夫婦になって5年くらい経過した現在でも発生することがある。
多分、昔の嫌な人間ロボットだった頃の私を思い出してしまうパターンがあるんだと思う。
それだけ長い年数を妻に我慢させて来たんだと思い知るしかない。
普段は仲良し過ぎる二人
二人の日常は、こんな具合ですっかり仲良しで一心同体です。
私たちは、日本一の夫婦だと思っている。
長年のどろどろの喧嘩時代を乗り越えて、今ではこの写真見たいな一心同体な夫婦になった。
それでも、時々、昔の悪夫時代の後遺症が妻の反応に出てしまう。
それだけ妻には暴君だったのだから、その時の記憶が蘇ってしまっても仕方ないし、忘れて欲しいと頼んでも無理な話だとは思う。
それでも
妻の私に対する後遺症も、常に出ているわけじゃなく、時々、妻に何かのスイッチが入った瞬間にだけ出るので、それ以外の時間を考えたら、夫婦生活の中のごく一部分。十分に仲良し時間が過ごせているので幸せです。
しかも、私には自業自得。
どんだけ悪い夫時代を過ごして妻に我慢をさせてきた事か。
それに比較したら、この程度で済まされる事、妻から離婚されずに過ごせる事は感謝です。
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