一過性全健忘になって戻るまでの体験談、その3話目

とりあえず、24時間以降は他人からは異常に見られ無い所まで回復
ただ、この段階でも、数時間以上前の出来事は、記憶にリアリティーがなくて、夢か現実なのか?自信がない状態だった。
映像として記憶にあっても、どうもカメラのピントが合ってないような?コントラストが薄いような?薄暗いような、白黒のような?妙な感触の記憶なので、その記憶がリアルな事実なのか?自信が持てないのが一過性全健忘を発症して24時間から36時間の私だった。
リアルに存在した過去と夢や空想の区別が難しい
頭の中の記憶について、
この記憶はリアルな記憶だ。と明確に言い切れない。
頭の中にある記憶が、これは現実だったと自信が持てるまで回復したのは、発症から48時間くらい必要だった。
その記憶は本当に現実にあった事なのか?
それとも、空想、夢物語、勘違いなのか?
その区別はとても微妙な違いだった
どちらも単に頭の中にあるデーターでしか無い。この点では同じだった。
精神病患者の状況が少し理解できた
精神分裂の患者さんは、錯乱した状態で現実と非現実の区別がなく変な事を言うらしいですよね。
けど、夢と現実との区別が付かないって症状は、一過性全健忘でも似ている。
精神分裂症、それは決して他人事では無い。
誰でも発症しうるのが一過性全健忘で、しかも原因不明だから予防も出来ないし、短期的にでもそうなる可能性が誰にもある。
発症タイミングが運の別れ道
一過性全健忘とは、自然治癒するのを数日待つだけで、終わってしまったら軽い思い出、笑い話しとも出来る出来事です。
だが問題は、発症タイミングが悪ければ大変なことになる。
私のように配偶者と一緒で、仕事の休日とか夜間の発症なら救われる。

もし、仕事中だったら
その日の行動も覚えてないし、手前の一年間くらいが記憶喪失だから、商談内容も、成約情報も、クレームも、今日の約束も何も分からない。
大変なことになる。
もし一人で運転中だったら
なぜ、その場に走行中なのか?分からないからどこに行けば良いのかも分からないはず。
もし、ここ一年間くらいで引越した場合は、おそらく家に帰ることも出来ないはず。
誰にとっても他人事ではない。紙一重(単なる頭の中)
記憶は頭の中にしか無い
頭の中にしか無い記憶なんて、夢、空想なのか?
実際に存在した過去の記憶とは、紙一重なんだと痛感した。