ギックリ腰は究極のイマココ

一瞬でも他所ごとNG

寝返りを打つ、ベッドから起きる、一歩踏み出す、手を動かす。

全身のどの部位であっても、無意識な動作は命取り。

うぎゃー、と悲鳴をあげる事になる。

この悲鳴、最後に上げたのは、昨日、ホームセンター内を歩行中でした。

昨日で発症から9日目で、ほとんど完治に近くなってました。

久しぶりの外出と言うこともあって油断して歩いてました。

「うぎゃー」と叫んだ時、幸いにも近くには他人がおらずホッとしました。

この十日間、身体の一部を動かすにも全集中して生きてきました。

今、この瞬間、イマココ三昧。それ以外に激痛を逃れる手段がないから。

歩く瞑想なんて生優しい事ではない。

歩く動作の、それこそ、1ミリ単位の筋肉の動きを全身全霊のつもりで意識的に行いました。

思考は無用

こうして十日間、イマココに集中する中で、思考する暇は無く生きてきました。

普通の元気な時には、トイレに歩く廊下、トイレにしゃがむ途中、歯磨きしながら、常に何か今後の事とかさっきの事とか考えていたはず。

それって考えるべき事。そうしないとダメだと思っていたのだが、別に十日間の無思考はそれで問題無かった。

むしろ逆だった

今この瞬間を見逃し続けていた他所ごと行動中は、その間の人生が無かった事に?

今日から俺は

食べる一口単位の瞬間、妻とのハグの瞬間、あらゆる瞬間に意識的に生きて行きたい。

残りの人生、これで生きれば、寿命が何十倍にも伸びた事になる。

ギックリ腰さん、ありがとう。

深く感謝しています。

サルの一言

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サル船長とウサウサ航海士
サル船長とウサウサ航海士