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マインドの本末転倒の技炸裂
![](data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAAAAACH5BAEKAAEALAAAAAABAAEAAAICTAEAOw==)
マインドの罠は、昨夜の自宅ディナー中に忍び寄って来た。
いつもの妻の料理は、常に最高で美味しい物ばかりです。そのため外食しても自宅ディナーの方が美味しいと思う事が大半です。
ところが昨夜のディナーでは。。。。
あれ?今夜は美味しくない
どういう事か?昨夜のディナーは、妻の手料理全部、一品残らず美味しく感じられない。
別段、手抜きした訳じゃないようだから、予想外の出来事で私の頭は混乱してしまった。
妻の手料理が美味しくない?こんな事は滅多にない
だから、私も食べ始めの頃は、美味しい(はず)と思って食べる。
しかし、途中から美味しくないと感じ初めて、別な料理も食べてみて、全滅した時、頭の中の正直な本音は
私
「これってカロリー摂取して食べる価値があるのか?」
と妻に失礼千万な事を(心の中とは言えども)自問自答する私がいた。
それでも作った妻に気を使って、残さないように頑張って食べている私。
お箸の速度を落としたら、きっと食べきれないと思って、
無理して頑張ってハイペースで食べる。
完食を目指すストレス。
自分の機嫌が悪くなってくる。
その機嫌の悪さを隠すのにも疲労する。
無事完食してほっと胸を撫で下ろす
とりあえず昨夜のディナーは何事もなく、終了することが出来た。
夜中に思い出してイラつく
夜中の2時頃に目が覚めた。
ストレスだったから?不機嫌な夜中のベッドで目覚めだった。
私
あんな美味しくない料理をどうして出したのだろうか?
手抜きをしたのかなあ?
一体どうなっているんだ?
夜中に目覚めて、思い出して、ディナー中よりも一層イライラが増殖した。
突然、我に帰る
何か変だぞ?
あまりに久しぶりに機嫌悪い事に驚いて異変に気がついた。
これは絶対おかしいぞ!
やっと自分から離れて客観視する余裕が生まれた
私
自宅ディナーは妻と幸せの為にある。
幸せの為のディナーで不幸せでは本末転倒だ。
そもそも、妻が故意にマズイ料理するはずは無い。
たまたま、何かあったのかも知れない。
急ぎのLINEの対応で料理の予定が狂ったとか。
同居の私の両親に相談され手が止まったとか。
何も事情がないとしても
妻でも時には「弘法も筆の誤り」だろう。
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弘法も筆の誤り とは
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弘法(こうぼう)にも筆(ふで)の誤(あやま)り 弘法大師のような書の名人でも、書き損じることがある。 その道に長じた人でも時には失敗をすることがあるというたとえ。 猿も木から落ちる。
危機一髪だった
あの夜中、妻が目を覚さないで本当によかった。
もし妻が私の夜中の様子を見たら、きっと質問されたはず。
妻ワラビーちゃん
そして、夜中の私なら、不機嫌な言葉を妻にぶつけてしまったと思う。
毎日、私のために手料理を美味しく作ってくれる妻に、なんと酷い言葉を投げつけるところだったのか。
そうならずに怒りが鎮火して本当によかった。
今日のポチの気付き
ご機嫌な私
幸せな二人の為にディナーがある。
目的地は幸せ気分だ。
二人の時間こそが幸せだ。
ディナーによって不機嫌になるなど本末転倒である。
落ち着いたら気付くこと
落ち着いてきたら気がついた事
何と、
私は勝手に思い込んでいた。
昨夜のディナーは特別な料理が出るはずだと
勝手に思い込んでいた。
その理由は、昨夜は当社の決算書が完成した日、一年の大事な節目だった。
しかも、料理中、「妻は私が台所に来ないように」と仕向けていた。
「準備できたら呼ぶから、来なくて良いよ。」と言った。
このセリフで私は勘違いした。
特別素晴らしいディナーが出るから、私には事前に見せたく無いサプライズ料理が出ると思っていた。
だから私は最高のワインをワインセラーから出しディナーを待っていた。
この思い込みもあって、もしかしたら普通の美味しい手料理ディナーだったかも知れないのに、美味しくないと感じたのかも知れない。
今となっては、過去のことだから上手いか不味かったか?昨夜の味の真偽はわからない。
だが、今回は二つの学びがあった。
学び1:私の勝手な思い込みが怒りを呼んだ
学び2:幸せのツールに過ぎない事(昨夜はディナー)で、不幸せでは本末転倒だ。
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