一過性全健忘から一年経過して当時を冷静に整理する:6

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登場人物について

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ウサウサ(妻)

筆者(サル)の妻でアラシー?(60歳前後)です。
本当は人間ですが、本人は自分の事をウサギとかクアッカワラビーだと思っているようです。

性格は、前者(心屋仁之助さんが定義した前者後者の前者)で、社会人として有能な人。

学生時代は勉強が嫌いだったから四文字熟語をほとんど知らないとか脳味噌は子供に近いよ。

  • 不要な価値判断の観念が無いまま大人になった人。
  • 曇りの無い目(心)で、ありのままを見ている人。

そんな印象なのがウサウサ。

ニコニコ猿

サルから見たウサウサは料理が上手だよ。

サル(筆者)

サル(筆者)は本当は人間で60代男性です。

なぜサルなのか?それはサルに似ているとウサウサが言い始めたのがきっかけ。
最近まで自分が有能な人類だと思って生きて来たので相当嫌なヤツでした。

典型的な後者なのに、前者だと思って最近まで生きて来た為、大迷惑な存在だったかも知れない。

ウサウサが大好き過ぎてキモいと言われる事をする。

シマキチ(ネコ)

一年位前に我が家に来た元は保護ネコちゃん。

キジトラのメス猫。

性格は、まるで人間が入っているかと思うほど頭が良い一面もあるし、シバ犬のような馬鹿っぽい可愛さもある。

そんなシマキチは、今ではサルとウサウサの娘になった。

娘が元々二人いたけれど、二人とも嫁いだので今では三女のにゃもだけが同居する娘だ。

私の人生初めての記憶障害から一年が経過した。

今まで再発してないので、まずはホッとしております。

青ざめる私

改めて、今残っている当時の私の記憶を総動員してみます。
加えて妻の証言から「一過性全健忘」と言う記憶喪失は、どういう病なのか整理します。

目次

今回は発症5日目くらいの様子

発症の数ヶ月前から半年間の記憶が最後の課題

青ざめる私

発症から数日間は、半年間分の記憶が無かった。
娘が結婚した事や、取引先の新しい担当者の顔や名前など忘れる訳のない重要事項も含まれていた。

五日目になると記憶が戻った

記憶の復活は、いつの間にか?知っていたと言う感覚だった。

良くドラマとかでは、記憶が戻る瞬間って頭痛に苦しんだ主人公が、頭痛が消えると同時に全てを思い出すってシーンがあるけど、私の場合は違った。

既に元々知っていた。そんな感覚だった。

  • 娘が結婚している事を知っていた。
  • エアコンを買い替えた事も知っていた。
  • 取引先の新しい担当者の顔と知っていた。

まあ本来は知っていたのだから、その状態が当たり前だけども。

仕事も日常も全く問題なしになった

発症から五日目になった時には、ほとんど全ての記憶が戻っている。

生活にも仕事にも支障がない状態まで回復した。

改めて思う、あの時、妻がそばにいなければ終わっていた

もしも発症時に妻が一緒じゃなかったら?

今回の発症から五日間の出来事は、妻が一緒にいなかったら地獄だったと思う。どうなったのか予想もつかない。

発症当日なんて、自分が発症中というか頭が変になっている自覚が微塵もなかったのだから、まず大変だったと思う。

外出先ならお金も何も無くした可能性もある。

自分で置き忘れたり、人から盗まれても覚えてないし。

自宅に帰ろうと思ったら自宅は覚えている(古い記憶があるから)。

けれど、歩き出した途端に帰ろうとした事を忘れるから、永遠に帰れない可能性もあった。

病院に一人で行ったら?

発症の翌日の病院だって、自力で行くことは不可能。

行く途中で外出目的を忘れるから。

病院まで救急車で行ったとしても、院内で検査室に行くとかナースに言われても移動途中で迷子になったり、カルテを無くしたりするだろう。

数分の記憶も持続しないのだから。

脳外科の対応は冷たいところがあったので、1人なら迷子だったろうな。

ここでも院内でも持ち金全部無くした可能性もあるし。

発症から数日間の仕事は?

妻と共同経営する会社でなければ、仕事にも大打撃だったと思う。

発症から数日間の間は、半年間の記憶が皆無だった。

それは即ち、この半年で入ったご予約の仕事を覚えてないことになる。

スケジュールを見たら、何か入っていることは分かるだろうが、メモ程度では内容は書かれてないので、予定があることがわかっても、ここにどんな内容の仕事を入れたのか?と不安になるだけだったろう。

まさか顧客に予約頂いた内容を、何でしたっけ?なんて質問も出来ない。

質問して回答されても、すぐ忘れて、また同じ質問をしたかもしれない。

顧客と会話も怖かった。

だって、数分で忘れたりするし、半年分の記憶がごっそり無かったのだから会話がチグハグになったはず。

顧客と会話をすれば、次の予約も入る可能性があるが、その予約はそもそもメモする前に忘れるから大変だ。

発症から数日間は対人恐怖症だったなあ。でもね、恐怖を感じられるのは、自分の頭が変だと理解できてから。

だから少しは回復して来てからね。

発症直後は変とすら思わない。

変だと思っても、すぐ忘れてた。

その間、私のビジネスは株式会社といえども妻と二人が対等な経営者だから全てを妻に任せて私は何食わぬ顔でごまかし通せた。

出来るだけ顧客との会話に参加しない。

一人で単独行動を取らない。この徹底で乗り切れた。

後で客がいない所で、妻と二人きりになってから、会話の内容を整理して再度教えてもらっていた。

妻に心から感謝している

私はここ5年間くらい妻に感謝ばかりしてきた日々だったが、一過性全健忘を体験してからはますます妻に頭が上がらない。
そして、記憶喪失の間も古い記憶、妻の記憶があって本当によかったなあと思う。

完治しても戻らない記憶がある

発症から一年経過したので完全に完治しているはずだ。

しかし、今も戻らない永遠に消えた記憶がある。

それは発症の瞬間を含む数時間の記憶

実は、私は発症の直前の行動は妻とのエッチの最中だった。

多分、夜の9時とか10時だったのではないか?

そこまでは覚えている。

しかし、その最中に、頭が激痛に襲われて、行為を中断してベッドの中で頭痛に耐えていた。

ここまでは記憶があるが、その先が全く覚えてない。

次に覚えているのは、間も無く夜明け頃の早朝だった。

妻に対して、このエアコン何故を繰り返してた。

この部屋のエアコンは7年くらい前に買った古いエアコンだったのに、目の前に最新の見覚えのないエアコンが付いて、なぜに?と質問してた。

つまり発症の直前くらいから発症して6時間くらいの記憶が消えたまんまだ。

医師によれば、発症時の記憶は永遠に戻らないらしいので、まあ、この6時間がそう言うことなんだと思う。

妻に聞けば、この6時間くらいは、エンドレステープのように、このエアコンはどうして新しいのか?の繰り返しの質疑応答だったそうだ。だから消えてもどうでも良い記憶ではある。

サルの一言

サル(筆者)は、引き寄せの法則も健康食品も素人で1ユーザーに過ぎません。

ここに書いた事は自分では良いと思うけど、間違えてたり、誤報を信じてたりする可能性もあります。

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